桜色

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まさに今日、福岡の桜は
「満開」を告げられました。

ブログにお越しくださり、
ありがとうございます。

本来ならば今の時期は、
昼の桜、夜の桜を愛でながら、
一年のうちで一番
心躍る季節のはずなのに、
今年は新型コロナウィルスのために
お花見も自粛しなければなりませんね。

それでも何とか束の間の桜を見ようと、
近所の公園へ足を運ぶと、七、八分咲きの
ソメイヨシノが迎えてくれました。

日本人のみならず、外国の方にまで
桜は本当に愛されていますよね。

そのせいでしょうか、特に近年
洋服の色、時計の色、文房具にも
お菓子にも、様々なものの色に
「桜」の名称がつけられているようです。

桜色ってどんな色?

ところで、あなたは「桜色」と聞いて、
どのような色を思い浮かべますか?
ほんのりと優しいピンク色では
ないでしょうか。

もちろん、桜にも様々な種類があるので
ピンクにも薄いものから濃いものまでありますが、
ソメイヨシノならば実際はむしろ
白に近い色をしていますよね。

JISの慣用色名の「桜色」は
系統色名では「ごくうすい紫みの赤」
となっており、
マンセル値を再現すると
下の色見本の左のような色になります。

でも、人はほとんどの場合
実際よりも色味を強く記憶するので、
「桜色」を思い浮かべるとき
色見本の右のように
少し濃いめのピンクをイメージします。
これを記憶色といいますね。

そして、同じ枝から咲く桜にも
白っぽいのや、ほのかなピンクがあり、
中心が緑の花は咲き始め、
赤い花はもうすぐ散るのだそうです。
(夕方のテレビ番組で得た情報です。)

それから、桜の枝にとまった鳥が
何やらしきりについばんでいました。
調べてみると、どうもヒヨドリのようです。
花の蕾を食べるのだとか。

これからの数日間、
ささやかながらも、もう少し
桜を楽しめたらいいなと思っています。

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