秋もかなり深まってまいりました。
福岡は、このところ清々しい秋晴れに恵まれています。
先日、自然の中の秋色を楽しむ小さな旅をしました。
自然はカラーコーディネートの先生だとよく言われます。
だから、時おりでも自然に親しむことは大切だと思っています。
出かけたのは、名前に「秋」がついている、
朝倉市秋月です。
朝倉市といえば、7月の九州北部豪雨で
甚大な被害を受けましたが、
秋月は幸い大丈夫だったようです。
筑前の小京都とも呼ばれ、
清らかな川の流れに、しっとりとして
のどかな佇まいの城下町です。
期待していたもみじの紅葉には
まだ早かったのですが、
カフェのお庭に、色とりどりの秋の花々を
見つけることができました。
丸くて綺麗な赤い草は、「ホウキグサ」という名だそうで、
親切なご主人が種を分けてくださいました。
紫、赤、黄色、
それぞれの花が個性を持ちながら
しっくりと調和しているのは、
色の鮮やかさや深みといったトーンのまとまりが
感じられるからでしょうか。
こんな色の毛糸のセーターが
着たくなります。
帽子やマフラーでもおしゃれですね。
訪れて良かった! と思いました。